院長紹介

「なんとなく調子がよくない」や「転んでケガをした」などの軽い症状から
「入院や手術が必要な病気」まで対応できる町のかかりつけ医として、
患者さまの気持ちに寄り添い、充実の検査設備で適切な治療を提供いたします。

院長 神藤理

この度、大阪府堺市で開院いたしますしんとうクリニックの神藤理(しんとう おさむ)と申します。

医師になり約18年間、外科医として基幹病院や大学病院で経験を積んでまいりました。これまでは胃癌や大腸癌、肝臓癌などの悪性疾患の手術治療や抗がん剤治療、胆石・ソケイヘルニア・虫垂炎・痔などの良性疾患の手術治療を行ってきました。また救急診療にて風邪・腹痛・外傷・打撲・尿管結石・膀胱炎・気胸などのさまざまな疾患を診断・治療してきました。

これまでの勤務医の経験を地域の皆様に還元できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

経歴

平成11年大阪医科大学医学部卒業
平成11年大阪市立大学医学部附属病院
第一外科研修医
平成13年大阪市立十三市民病院外科
平成15年医療法人朋愛会朋愛病院外科
平成17年大阪市立大学医学部附属病院
腫瘍外科(第一外科)
平成21年社会医療法人寿楽会大野記念病院外科
平成28年社会医療法人寿楽会大野記念病院消化器外科部長
平成29年10月しんとうクリニック(開院) 院長

所属学会・資格等

  • 医学博士
  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定機構がん治療認定医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医
  • 検診マンモグラフィー読影認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本消化器内視鏡学会
  • 日本大腸肛門病学会
  • 日本抗加齢学会
  • 筋膜性疼痛症候群研究会

外科医の経験から得た思い
“痛みや不安はできるだけなくしたい”

私が学生のころは医学部卒業と同時に進路を決める時代でした。幼少期に手術を受けた経験から「病気を手術で治す」外科医にあこがれと使命感を感じ、進路は迷わず消化器外科と決めました。大学病院で研修する消化器外科に良性の病気は少なく、ほとんどが悪性疾患(がん)の治療でした。悪性疾患は私にとってそれまで身近なものではなく、手術に至るまでの診断や治療、そして手術、術後治療と手術以外の大変さに驚いたことを覚えています。研修医を経て、研究医そして指導医となり研鑽を重ねる中で、がんが再発する患者さまとも多く接してきました。再発後の化学療法や緩和療法は患者さまにとっても、私にとってもつらいものでした。その経験から、患者さんの話をよく聞き、つらさや痛みを可能な限り取り除きたいという思いを強く抱き、それを医師として一番大切にしようと思いました。

予防が1番、早期発見・治療が2番
“病院いらず”の身体づくりを目指して

病気なくお過ごしの皆さまにとって、クリニックや病院はできれば行きたくない場所ではないでしょうか。日常生活において元気であることが一番であり、診断のための検査の痛みやつらさは誰もが望まないことです。しかし、病気やケガなしで生きていくことは時には難しく、年齢を重ねればその頻度はおのずと増えてきます。これからの医療の目指すべきところはいかに健康で長生きするかであると考えます。そのためには、予防医学が大切です。少しでも症状があれば早めに受診し、病気の疑いがあればできるだけ早く専門医での治療を受けていただくことが重要です。その理念から当院はCT検査や内視鏡検査などの検査機器を充実させ、皆さまの健康を守りたいと考えています。
 これまで、消化器外科を専門としておりましたが、これからは総合内科・外科医として、受診してよかったと思っていただけるクリニックを目指して努めてまいります。今後とも宜しくお願いいたします。